NCXX FARMとは

NCXXが野菜をつくる理由

株式会社ネクスグループの中核事業であるデバイス事業は、需要変化も競争も激しい情報通信市場をターゲットとしており、常に当該事業のドメイン拡大に向けた新しい取り組みを続けていくことが求められます。一方で、情報通信市場におけるM2Mの分野は、今後より成長が見込めると想定されております。
当社は、これまで培ってきた通信技術資産を生かしてM2M分野への参入拡大を目指し、かつその資産を異業種と融合させることで、デバイス事業のドメイン拡大を進めています。その具体的なモデルケースの一つとして農業事業をスタートさせ、当社通信事業の応用による農業ICT化の実現に向けて取り組んでいます。

NCXXが野菜をつくる理由

NCXX FARMは、デジタル管理された化学的土壌マネジメントによる慣行農法の根本的な見直しと改善を目指しています。

(1)作物本来の自然な生命力を最大限に引き出せる「多段式ポット栽培」の採用
(2)農薬の使用を最小限にとどめた減農薬栽培/少面積での栽培効率化
(3)当社が培ってきた環境品質管理改善手法の適用

により、環境へ与える負荷を最小限に抑えた「安心、安全、エコ」な作物を消費者の皆様へ提供してまいります。

デジタル管理された土壌マネジメントでは、勘と経験だけに基づくこれまでの農業と異なり、各種栽培条件をデータ化し、それらを基に栽培条件を最適化することで、安定生産可能な栽培技術を確立することが可能となります。それら技術の生産者向け提供も視野に入れ、私たちは様々な取り組みを行なっています。

NCXXが野菜をつくる理由

NCXX FARMの試験圃場は、ネクスグループ花巻本社の遊休地に建築されています。ここでは、新農法の採用による多収穫栽培、栽培に重要な環境管理のオートメーション化、最適な生育環境コントロールの実施により、土地の有効利用法の実証、農作業の省力化・効率化の実証を行っています。高齢化が進む地方においても地産地消を実現できる魅力ある農業ビジネスモデルを、いわて花巻から創出していきたいと考えています。

NCXXが野菜をつくる理由