2014年06月26日


新規ハウス 誘引用架台の工夫

トマト誘引用の架台は様々な工夫/改善が盛り込まれています。

一つは前回のNEWSでお知らせしました、①突起のない構造 です。

次に、②コーナー部分の誘引折り返し部分のパイプ追加 です。

こちらは、初期の100坪ハウスではパイプ2本の構造でしたが、茎が伸びてきてこの部分で反対側に折り返し誘引していきますが、どうしても急な曲げとなってしまうため、大事な茎が折れてしまうことがありました。

今回はパイプ3本で折り返しの曲げを緩やかになるように工夫しています。

 <従来端部 パイプ2本構造> (写真では茎2本が損傷し、添え木をしています)

 <今回端部 パイプ3本構造>

③ ②のパイプは架台長手方向の剛性向上の機能もあります。

つまり、支え棒の役割を併せ持つということです。

今回の架台は地面への固定は全く行っていません。単純に地面に乗っているだけです。

従って、トマトの茎/果実の重量をしっかり受け止められる剛性を持たせるために、三角の(トラス)構造が必要となってきます。

この機能を、②と併せ持つことで、材料/コストの低減が可能となっています。